現在位置: ホーム よくあるご質問 測定について 空気中を漂っている放射性物質の量を測ることはできますか?

空気中を漂っている放射性物質の量を測ることはできますか?

ガイガーカウンターで空気中を漂う放射性物質の量を測ることはできません。

現在、放射性物質のほとんどすべてが地面に落ちて吸着されており(あるいは物に付着しており)砂埃の舞い上がる強風時以外は空気中にはほとんど漂っていないことが別の調査結果から分かっています.

(より詳しい説明)

線量計で測った値は“空間線量”という用語で表わされるのが紛らわしいのですが、空気中にある放射線の量を測っているわけではありません。
空気中にある放射性物質は“ダストサンプラー”と呼ばれる専用の装置で測ります。文部科学省による調査結果によると、福島原発の近くの調査点でわずかな検出がある他は不検出が続いています。

体の外から放射線を受けること(外部被ばく)による影響の主原因であるガンマ線は周囲100~200mほどの範囲から線量計の検出部に届きます。そのため,地面にある放射性物質からくる放射線なのか、空気中にある放射性物質から来る放射線なのかを区別して測ることができません。上でも述べたように空気中を漂う放射性物質はほとんどないと考えられるため、実際には周囲の地面や物体の表面にある放射性物質からの放射線の合計を測っていると考える方が適当です.線量計の数値が上がったとき、(強風でもない限り)すぐに空気中を漂う放射性物質が増えたと考えるのは適当ではありません。